サッカー「日本代表 対 ブラジル代表」戦を観てみて
こんにちは、LIALL GK アカデミーの中島健人です。
先日開催されたサッカーの国際親善試合、日本代表とブラジル戦。
6月6日は雨天の影響でスクールが中止になり、私は日本代表とブラジルの試合をテレビで観戦しました。
テレビの画面からも伝わる熱狂した空気の中で、ブラジルの超豪華なメンバーをスタジアムで観戦しているサポーターがとても羨ましかったです。
(GKアカデミー代表の楠本もスタジアムに!!)
多くのサッカー少年が心躍る瞬間だったと思います。もちろん…みなさん観ましたよね!?
試合は、開始早々からブラジルの猛攻に遭い早くも日本はピンチの連続…
DFを中心とした硬い守備で失点を許さずに持ち堪えていました。
しかし、後半77分にPKを与えてしまいブラジルの至宝ネイマールにしっかりと決められ失点。
日本もすかさずに攻めに転じますが試合はそのまま終了し、結果は0-1で日本が負けてしまいました。
結果はともあれ、私が特に注目した点は
「GKのビルドアップへの関わり」です。
両GKの積極的にビルドアップへ関わる姿勢を観ることができたと思います。日本の権田選手とブラジルのアリソン選手ではまた違った良さがありました。
ここで少し考えてみましょう
現在、各種SNSではアリソン選手のあるプレーが引っ張りだこになっています。
みなさんも観ていて気付いていますか。FWをヒールで冷静に交わして攻撃につなげたシーンです。
しかもあのシーンは相手を交わした後、味方に正確に繋ぎ、その繋いだボールはシュートまで繋がっていますから、本当に素晴らしいプレーでした。
もしあのシーンのように、あなたが試合中に相手FWにプレッシャーをかけられた状態になった時、アリソン選手のように冷静なプレーができる自信はありますか?
とても難しいと思います。
しかし、海外のレベルになるとあのようなシーンはたくさんあります。
なぜあんなに冷静なプレーができるのか気になったので調べてみたのですが、海外で活躍するGKの過去を遡ると元はフィールドプレイヤーのちにGKに転身するという選手が多いようなのです。
要するに、GKの練習だけをやっていてはあのような冷静なビルドアップはできないということですね。
だから、小学生年代ではフィールドプレーヤーもやりながら、GKの練習を少しづつ入れていくといいのです。
GKだからフィールドプレーヤーの練習はいいやという考えは今日で終わりにしましょう!!
現代のサッカーでは攻撃の始まりはGKと言ってもおかしくありません。
少しずつ、足元に自信が持てるようにフィールドのトレーニングもしていきましょう!