強いゴールキーパーになるには
こんにちは、LIALL GK アカデミーの中島健人です。
本日は、ゴールキーパーに必要なメンタルについて書いてみようと思います。
これは、GKスクールに通っている1人の選手のお話です。
LIALLのGKスクールでは、月ごとのテーマに沿ったテクニックのトレーニングを行った後に、その日に練習したテクニックを実際の試合の中で発揮できるようにするために、ゲーム形式のトレーニングを行っています。
そのゲーム形式のトレーニングの中で、1人の選手がプレー中に涙を流しました。
トレーニング後にその選手から話を聞きに行きたかったのですが、私は次のクラスの準備があったので、他のコーチが話を聞きに行ってくれました。
そのコーチから、その選手が涙を流していた理由を聞くと「自分のプレーに納得がいかない」と話してくれたらしく、振り返ると私もその子に対して何度もコーチングをしていたなと感じました。
私は、その選手がその日のスクールでのことを引きずり、次回のスクールに影響が出てしまわないかとても不安だったのですが、翌週にあったスクールに元気にきてくれました。
そしてスクールが始まり、前回と同じテーマでトレーニングを行ったのですが、その選手は見違えるほどに変わっていて、ゲーム形式のトレーニングの中でも何度も素晴らしいプレーでゴールを守っていました。
その選手は、前回のスクールで涙を流した悔しさをバネにし、強くなったのです。
GKというポジションは、チームの勝ち負けに直結するポジションであるゆえに責任が重くのしかかることがありますから、自分を追い込んでしまい、どんどんネガティブになっていくことも多いことだと思います。
しかし、GKはそれを何度も何度も乗り越えなければなりません。
それを乗り越えポジティブに持っていくことのできるメンタリティが、リバウンドメンタリティなのです。
今回、例に挙げた選手を私はその日のスクール直後に褒めました。
ゴールを守るというのは本当に大変なことです。
だからこそ選手たちにはゴールを守る楽しさを知ってもらい、ゴールを守るための術を身につけてほしいのです。
ですので、時には厳しい指導もすることがありますが、この選手のように強く立ち向かってもらいたいのです。
これが、選手が強くなるスクールの形なのではないでしょうか。
もし、少しでも気になる方は1度グラウンドにお越しください。
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