紳士であり、スポーツマンであるために
こんにちは、LIALL GK アカデミーの中島健人です。
今回は僕の好きな映画の一つである「キングスマン」の中に出てくる言葉、3つをご紹介いたします。
なぜ、「キングスマン」なのか
キングスマンとは、主にイギリスが舞台となっているスパイ映画ですが、紳士の在り方を学ぶことのできる場面が多くあります。
本来、サッカーというスポーツは紳士のスポーツですから、今回のブログの中で紳士の在り方を少しでも感じ、紳士であるスポーツマンとして考えてみましょう。
礼節が人を作る(英:Manners maketh man.)
簡単にいうと、「マナーが人を作る」ということです。
サッカーをやっているあなたに置き換えると、
テクニックに優れていてことやものすごい身体能力を持っていることは、とても大切なことです。
しかし、それと同等もしくはそれよりも大切なことは「礼儀・礼節」なのです。
挨拶はしっかりとできているか。
あなたの親やコーチなど、大人に対して正しい言葉遣いで話ができているか。
グラウンドや物を大切に使うことができているか。
そういったピッチ外の部分で、人から信頼を得ることができ、サッカーでも活躍ができると思います。
僕も小学生の頃によく言われていた言葉があります。
「サッカーと生活はすべて繋がっているぞ。」
当初の僕は、そんなことはないと思っていましたがこの歳になってその言葉の意味がなんとなく分かる気がします。
現に、言われる側から言う側になっていますから。
今一度、自分の行動を振り返ってみてください。
その言葉に、態度に、礼節があるのかどうかを。
真の気高さとは過去の自分を超えることだ。
元はアメリカの小説家 アーネスト・ヘミングウェイの言葉です。
「他人より優れていても気高くはない。真の気高さとは過去の自分を超えることだ。」
チーム内で、自分は他の人と比べてできていない。
他の人はできているのに、俺はできていない。
常に他の誰かと自分を比べて優劣を決めてはいませんか?
大切なのは、他人と比べて優劣を決めるのではなく、過去の自分よりも優れているかどうかを考えることなのではないでしょうか。
勝負の世界に立つと、目の前の相手に気を取られてしまうことは多いと思います。
そんな時こそ、過去の自分を振り返り、今の自分が過去の自分を超えているかどうかを考えてみてください。
そうすれば、相手がどうこうではなくありのままのあなたで立ち向かうことができるはずです。
そして、これはサッカーだけに限らず人生においても当てはまるかもしれません。
SNSが発達し、良くも悪くも色々な人の日常を見ることができます。
他の人の人生と自分の日々を比較しがちな世の中ですが、そんな環境に惑わされず、
周りの人より優れていることではなく、過去の自分を超えているかどうかを大切にしましょう。
銀のスプーンが無いせいで道が限られたとしても、そこにとどまることはない。順応し学び続ければ、人は変われる。
この映画の中で、主人公は「銀のスプーンを持って(裕福な家柄)で生まれてきたら」と嘆くシーンがあるのですが、その際に紳士が主人公に向けた一言です。
作中では銀のスプーンというのは裕福な家系を意味していますが、
置き換えると、今の環境で道が限られたとしても、その場所にずっととどまる必要はなく、どんな環境でも順応し学び続ければ自分なりの道を切り開くことができるということを言いたいのです。
それに加え、今持っている自分の素質だけでこれからの可能性があるとかないとかを決めるのではなく、常に学び続ける姿勢がこれからの自分の道を拓く鍵になるということなのです。
周りの要因に目を向け、できない言い訳を探すのではなく、その環境に順応し学び続ければ必ずあなたは変われます。
学ぶことが始まりの第一歩なのです。
まとめ
さて、ここまで3つの言葉を紹介しましたが、あなたの心に刺さった言葉はありましたか?
①「 礼節が人を作る。」
②「 真の気高さとは以前の自分自身よりも優れているということだ。」
③「 銀のスポーンが無いせいで道が限られたとしても、そこにとどまることはない。順応し学び続ければ、人は変われる。」
です。
あなたも紳士でありスポーツマンとして、意識してみてはいかがでしょうか。
今回は以上となります。
休みの日なんかはよくアニメや映画を見て、色々な言葉を耳にして自分に置き換えてみたり、気になった言葉について考えてみたりする時間が好きなので、僕の心に通じた何かがあればまたご紹介したいと思います。
それでは、この辺で!!