沖縄の子どもたちとゴールキーパーをしてきました
仕事の関係で知り合った宮城哲朗さんが総監督を務めるサンビスカス沖縄というチームで指導してきました!
梅雨が明けた沖縄県は、最高の天気で…
いや、かなり暑かったけど…
それ以上に熱い子どもたちに、ゴールキーパーの指導とゴール前の守備の原理・原則を伝えてきました。
ゴールキーパーの練習で大切なこと
ゴールキーパーの指導では、
- 構え方と構えるタイミング
- キャッチングの手の形とボールの掴み方
- 倒れ方
を子どもたちが楽しみながら学べるように、工夫して伝えました。
嬉しいことに、サンビスカス沖縄の子どもたちは、ゴールキーパーを大好きな子どもが多かったのですが、全国的にはゴールキーパーは、あまりやりたくない子どもが多いのは現実です。
だから、ゴールキーパーの導入段階では、
まずゴールキーパーって、
- 楽しい
- カッコいい
- ちゃんと教えてもらったら痛くない
と思ってもらえるように指導をしなくてはいけないと僕は思っています!
実際に、子どもたちから
- 楽しかった
- またやりたい
- 全然痛くない
- スゲー
という声が聞こえてきました。
原理・原則は、上手くいくために。そして、上手くいかなかったときのために
ゴール前の守備では、
- 相手とスペースをケアできるポジショニング
- 1stDFの重要性
- ボール保持者の状況に合わせた2ndDFのポジショニングと予測
- ゴールキーパーの関わり方(DFラインの背後を守れるポジショニングと指示)
を伝えました。
このときにコーチが意識することは、言葉だけで説明しないこと。
子どもたちは、言葉だけ説明されてもイメージがなかなかつかめないと思います。
だから、コーチは伝えたいことがあった場合は、改善したい状況の形に子どもたちを戻して、発問しながら、実際にボールと人を動かしながら気づきを与えていくことが大切です。
そうすれば、短時間でも子どもたちの変化が見えてくるのです。
最後は、保護者からの質問コーナー
みんなが抱えている一番の悩み
なんとなく、想像がついたかも知れませんが、それは「声が出せない」ということでした。
LIALL GK ACADEMY の子どもたちは、個人差はあるものの、みんな声が出せるようになります!
声(指示)を出すことは、実は簡単です!
声(指示)を出すためには次の4つが大切になります。
- 名前を呼ぶ
- ボリューム
- 質(クオリティ)
- タイミング
です。
どうですか?
1と2はすぐにできそうじゃないですか?
まずは、大きな声で、指示したい仲間の名前を呼ぶことから。
これなら、すぐにできそうですよね。
ただ、質とタイミングのところは、少し時間がかかるかも知れません。
なぜなら、サッカーを理解することやプレースピードに慣れること。何よりゴールキーパー自身がしっかりとした技術を身につけて自信を持つことが大切になるからです。
なぜ、LIALL GKスクールの子どもたちが、声を出せるようになるのかというと、基礎技術を徹底して行うことで、自分のプレーに自信を持つことができ、ゲームを通した練習の中でサッカー理解が徐々に高まるからです。
なかなか声(指示)が出せないと悩んでいる方は、是非、このことを伝えてあげてください。
キーパーグローブの匂いの対処法
今回は、特別に保護者の方にキーパーグローブの手入れ方法を伝えました。
キーパーが嫌がられる理由の上位にくるキーパーグローブの匂い!!
今回お伝えした方法で必ず、いい香りになります。
僕の手はいつもいい香りですから(笑)
この沖縄での指導を通して、子どもたちは多くの気づきがあったと思います。
こういった活動が、栃木県や東京都、沖縄県以外でもできる日を楽しみにしています。
昨日は、宮城哲朗さんをはじめ、サンビスカス沖縄の子どもたちやスタッフ、保護者の方々、暖かく迎えていただきありがとうございました♪
また、お邪魔します!!