ゴールキックを遠くに蹴る方法
こんにちは、LIALL GK アカデミーの中島健人です。
明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
新年を迎え、LIALL GKアカデミーではゴールキーパーだけのサッカー大会が開催されるなど、新しい時代の幕が開きました。
ゴールキーパーだけのサッカー大会の様子は 公式Instagram にて掲載しておりますので、ぜひご覧になってみてください!
#1 ゴールキーパーの悩み「ゴールキック遠くに蹴る方法」
さて、
新年最初のブログでは、
試合中でのGKの悩みの1つである
「ゴールキックを遠くに蹴れない…」
こんな悩みに応えていきたいと思います。
最近の少年サッカーの試合を見る中で、ゴールキックは長いボールを蹴らず近くにつなぐチームが多く見受けられます。
しかし、全部をつなぐことは難しいですから時には長いボールを蹴ることもあります。
そこでこの悩みにぶつかりますよね。
「自分じゃ蹴れないから、味方に蹴ってもらう。」
「蹴れる人に蹴ってもらおう。」
多くのゴールキーパーがゴールキックを味方に蹴ってもらっているのが現状だと思います。
味方に蹴ってもらうことが決して悪いことではありませんが、ゴールキックを蹴るために下がった分、蹴った後に前へ出るのも時間と余分なパワーがかかります。
ここで、自分が遠くに蹴れるようになれば、自分でゴールキックを蹴れるようになり味方1人を後ろに下げる必要もなくなります。
そうすれば、味方も自分も前向きな気持ちでプレーできることでしょう。
○ゴールキックの重要性
現代サッカーでのゴールキックはもはや攻撃の最初の一手ともなるキックです。
近くにつなぐも遠くにロングボールを蹴るも、プロの世界ではゴールキックすらセットプレーとしてデザインするチームもあるくらい重要とされています。
もちろん近くの味方に繋ぐことも1つの方法ですが、簡単なのは1回で相手のコートないしは相手DFラインの背後へと飛ばせばチャンスが広がります。
一見無理だと諦めがちですが、ボールを遠くに飛ばすための蹴り方やそのためのフォーム・コツを理解することで、少しでも遠くに飛ばすキックができることでしょう。
○ゴールキックの蹴り方
では、ゴールキックの蹴り方のコツを紹介します。
ゴールキックを遠くに飛ばす方法として、蹴り方と体の使い方に注目しましょう。
遠くに飛ばすためにはもちろん単純なキック力・筋力的なパワーも必要ですが、ただ単に筋力を高めるために筋力トレーニングをして、筋力がつけばボールを遠くに飛ばすことができるわけではありません。
小学生年代では力で無理やり飛ばそうとするのではなく、正しいフォームと上手な力の伝え方で蹴ることを意識してみましょう。
ボールを蹴るコツを掴んで、的確にボールの芯を蹴ることができれば、少ない力でもボールを遠くに飛ばすことができます。
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遠くに蹴るための方法 ① 「助走」
まずは、自分が蹴りやすい最も適切な助走距離を見つけることです。
助走距離を適切に延ばすことで走る力がボールに伝わり、勢いのあるキックをすることができます。
しかし、長い助走距離を取ったからといってその分ボールが飛ぶように蹴れるわけではありません。
ここで意識する助走距離は、あなたの歩幅や走るスピードでちょうど良くボールを蹴りやすいところに踏み込むことができるかどうかです。
大抵は3~5mくらいの人が多いですが、自分の足を合わせやすいように歩幅を考えて助走距離を取ることで、よりスムーズにボールに力を加えることができます。
また、助走のスピードも重要になります。
適切な助走距離に対して、助走のスピードが早すぎると最後ボールへの踏み込みが浅くなってしまいます。
ボールを蹴る時には大きく踏み込みたいですから、助走のスピードはゆっくりとボールに近づくイメージで蹴ってみましょう。
この時に走るコースはボールに対して回り込むのではなく、斜めに直線的に走ることがポイントです。
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遠くに蹴るための方法 ②「 大きな踏み込みと膝下の振り 」
ゴールキックに限らずサッカーのどんなキックにも大切なのが大きな踏み込みと膝下の振りです。
適切な助走から最後ボールに近すぎない位置に大きく踏み込むことで、助走のパワーとキックの力が伝わります。
やはりボールに近すぎる位置に踏み込んでしまうと蹴りづらくなってしまうので、ボールにミートしやすい位置に踏み込みましょう。
ここで気をつけるのは、インフロント( 足の甲の親指付け根ら辺 )をボールに当て、少し体を斜めに寝かせるようにして蹴るので、踏み込みはボールから少し離れたところがいいでしょう。
ボールからどれくらいの距離に踏み込むと蹴りやすいのかは人によって違うので何度も何度も繰り返し練習してみましょう。
大きな踏み込みの次はキックについてです。
ボールを遠くに飛ばすための蹴り方として大切になるのは膝から下の振りです。
よく見受けられるのがボールを遠くに飛ばそうと股関節から足を思い切り振っている人です。
確かにボールは蹴れますが、なかなか距離を飛ばすには適してはいません。
大きな踏み込みと同時にバックスイングで膝を曲げ、インパクトで膝下を伸ばし切って蹴ることでボールに対して効果的に力を加えることができます。
ここで、ボールを真っすぐに飛ばすよりかは斜め上にすくい上げるイメージで蹴りましょう。
練習では、膝が伸びた状態でインフロントがボールの真ん中よりも下側に当たるよう、確認してみましょう。
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遠くに蹴るための方法 ③「上半身を上手に使うこと」
ゴールキックに限らず、ロングキックなど力強いキックを蹴るためには足の力だけに頼って蹴るのはとても難しいです。
踏み込みと同時に上半身を捻って腕を大きく開くことで体が開き、インパクトの時に体が閉じる反動も利用して足を大きく素早く振ることができます。
下半身だけでなく上半身からの力を上手に使えることができれば、よりボールに力が伝わりやすいのでボールを遠くに飛ばせるのです。
また、体全体を上手く使ってバランスよく軸を保ち、フォームを安定させることが重要です。
最初は上半身と下半身を連動させるのはなかなか難しいと思いますが、上半身は体を開いてキックと同時に閉じることを意識してみましょう。
まとめ
ここまで大きく3つの方法に注目して書いてきました。
- 「助走」
- 「大きな踏み込みと膝下のふり」
- 「上半身を上手に使うこと」
の3つを意識した上で、
力ではなくボールにしっかりとミートしているのか。
ボールの回転は綺麗かどうか。
といったところを見て、今のはいいキックなのか1回1回判断してみてください。
何度もボールを蹴ることで、ボールの少し下からボールの芯を斜め上に蹴り上げるイメージでキックができるようになれば、自然と遠くにボールを蹴れるようになってきます。
キックはたくさん蹴った分蹴れるようになります。
ポイントを意識しながら練習に取り組んでみてください!