ゴールキーパーキャンプ

Event

親元を離れ、仲間と共にすることで生きる力を育む

キャンプ(合宿)では、選手が安心できる家や家族の元を離れ、自分自身の力で様々なことを克服していかなければなりません。そのような環境の中で、サッカー・ゴールキーパーを通して自立した選手へと成長するための意識作りを行います。また、同じポジションの仲間と生活を共にすることで、より深い絆が芽生え、一生涯における友だちをつくることができます。

試合中の役割についてのレクチャーや、
映像を使ったグループディスカッションをすることで
選手自身の考えの幅を広げる

試合中、ゴールキーパーはどのような役割があるのか分からない選手がいます。「いつ、どのような準備をするのか」「味方にはどのように声をかけたら良いのか」など、発問形式で選手自身の考えを引き出すようなレクチャーを行います。また、参加されている選手と同じ年代の選手の試合を映像で見ながら、グループでディスカッションを行い、グループごとに発表してもらいます。コーチから正解を教えるのではなく、選手自身に考えさせ、考え方の幅が広がるようにしていきます。

頭の中に何もなければ整理することはない
頭の中がパニックになるから考え、整理しようとする

あなたの部屋を想像してみてください。もし、あなたの部屋に家具や物が何もなければ整理整頓はしませんよね。そこに、私がたくさんの家具や物、本や家電など部屋に詰め込んだとしたらいかがでしょう。あなたは、「大変だな」といいながら、整理整頓をすると思います。そして、整理整頓の仕方は10人いれば10人とも違ってくると思います。まさに、ゴールキーパーキャンプではこれが一つの狙いです。ゴールキーパーキャンプではとてもたくさんのことを伝えます。途中で頭がパンクしそうになることがあるかもしれません。終わった時も頭の中がパニックの状態になるかもしれません。でも、それでいいと思っています。大切なことは家に帰った後、自分や家族でゴールキーパーキャンプのことを振り返っていただき、自分なりに整理していって欲しいのです。この頭の整理が本物の知識になっていくはずです。