この年代にGKを続けた方がいい理由
身体がより大人に近づく過程で端から見れば「伸び悩む」時期でもあります。いわゆる成長痛(オスグッド)に悩まされたり、急激についてきた筋肉と成長した体格に順応できず、プレーの感覚を失うこともあるようですが、これは一時的なことです。本来「ゴールデンエイジ」で身につけた技術が生かされる時期なのです。「一時的にうまく行かなくなることもある」それを理解した上で、慌てず騒がず、サッカー・ゴールキーパーを続けていくことが大切になります。
強化クラスU-15のコンセプト
ゴールキーパースクールでは、ニーズに合わせて、初級者向けの「基礎クラス」と中級者・上級者向けの「強化クラス」を開催しています。
強化クラスU-15は、ゴールキーパーのプレーサイクルを理解させ、選手自身が失敗からその原因を分析し、次どのようにすれば成功できるのかを考え、プレーできるように指導していきます。
ゴールキーパーのプレーサイクル
サッカー・ゴールキーパーのプレーは「観る・状況把握→予測→判断→実行」の連続です。
継続的にトレーニングを受けることで…
1. ゴールキーパーのプレーサイクルを理解することで、実際にボールがくる前の準備の質が向上し、ゴールを守れるようになります。
2. 日々のトレーニングや試合を通して、自らが判断をしてプレーする習慣が身に付きます。
3. 選手自身が失敗からその原因を分析し、どのようにすれば成功できるのかを考えるようになります。
4. 「絶対にゴールを守るんだ」という強い気持ちでゴール前に立てるようになり、失敗したとしても下を向かない選手になります。
5. ゴールキーパーとしてしっかりと準備をしながらも、味方に指示ができるようになります。
6. 攻撃テーマのトレーニングを通して、足元の技術も向上します。
基礎クラスU-12
<小学3年生〜小学6年生>
はじめてゴールキーパーのことを教えてもらうお子さまもいます。仲間と一緒に楽しみながら、さまざまな動きづくりを行い、ゴールキーパーの基本的な技術を学べるクラスです。
基礎クラスU-15
<中学1年生〜3年生>
基本的な技術を身につけながら、仲間と協力する大切さや、プレーする楽しさを感じ、さらに技術を高め、状況に応じた判断ができるようにトレーニングを行っていくクラスです。
強化クラスU-12
<小学5・6年生>
個人戦術の向上を目指し、プレーの判断の質を高め、多くの仲間と関わりながらプレーできる選手を目指していきます。また、この年代に重要な技術面のアプローチは継続して行っていくクラスです。
強化クラスU-15
<中学1年生〜3年生>
選手としての高い目標を持ち、達成意欲に満ちた競技志向の高い子どもたちに対して、技術的な指導だけでなく、ゴールキーパーにおいて重要な認知・判断への働きかけを行い、試合状況下において自らの判断してプレーできる選手を育成します。
強化クラスU-15の指導内容
「する」「観る」「聴く」「伝える」「関わる」から”もっと”サッカー・ゴールキーパーが楽しくなる。
私たちコーチの役割